にゃんこメモリー

猫についての思い出を語るサイトです

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家にやってくる3匹の猫

昔、近所の飼い猫が家に遊びに来ていました。

餌をあげるわけでもないのに、何を気に入ったのか、3匹が交代交代に来ていました。

その中にヒロちゃんというのがおり、とても太っていて、そのせいで声帯が私は犬は飼っていますが、猫を飼ったことがありません。イメージとしては猫は犬に比べて、あまり懐いて来ない気がしていました。それは私の周りで猫を飼っている人が何人かいますが、その家の訪ねて行っても、どこにいるのか分からない位、静かなことが多いからです。それに私は猫を飼ったことがないので、どういう風に接して良いのか分からないのです。

そんな私と主人がが少し前に用事があって、遠く離れている場所に行く必要が出来たため、そこに住んでいる主人の友人へ連絡をいれた所、その友人宅に泊めてもらえることになりました。私はその主人の友人と奥さんに一度しか会ったことがありませんでしたので、泊めてもらうことに躊躇していました。でもその家には4匹の猫ちゃんたちと1匹のわんちゃんが居て、その子たちがすごく可愛かったですし、愛嬌も良かったので、とても楽しく過ごすことが出来ました。

その4匹の猫ちゃんのうち、2匹はすごくフレンドリーで、私にも懐いてくれました。猫に慣れていない私は、最初はどう接して良いのか戸惑っていましたが、私について回ったり、私がソファーに腰かけていると体を乗せてきたりしてくれたので、なでなでしました。その猫ちゃんたちは、多分、ペルシャ猫という種類だと思いますが、毛がふさふさ&ふわふわしていて、見かけもとても可愛くて、身体をなでるのも気持ち良かったです。

私と主人はその少し前に、長年飼っていた愛犬が天国に逝ってしまって、ペットロスになっている状態でしたが、その友人宅で飼っている猫ちゃんたちに癒されて、またペットを飼いたくなりました。そして猫を飼うのも良いかもしれないと思わせてくれました。つぶれたのか、「ニャー」と鳴くことが出来ませんでした。

鳴こうとして口を開けても、漏れてくるのは声にならない声というか、息のみでした。

その一生懸命鳴こうとする姿がせつなくてかわいくて、私は一番ヒロちゃんを気に入っていました。

他の2匹はヒロちゃんとは仲が悪く、痩せてて体は小さいのにとても強く、気弱で穏やかな性格のヒロちゃんは、タジタジでした。

3匹の猫のケンカ

冬の寒い朝のことです。起きてコタツに入ると「ムギュ」と何かが足に触ります。

「ああ、また」と思ってコタツふとんをめくりあげると、そこにはヒロちゃんの姿が。私の顔を見て、例の声にならない声をあげています。

こういうことは日常茶飯事だったので、私はそのままにして、自分の部屋に戻りました。

そして二度寝をしようとウトウトしていると突然、「ギャー」という鳴き声と、家中をドタバタと走り回るような音が。慌ててベッドから飛び起きると、3匹の猫がケンカをしているのでした。

どうやら家族の誰かがヒロちゃんが先にコタツにいるのを知らずに、2匹を入れてしまい、それが原因でケンカになったようでした。

その後、しばらくケンカが続きましたが、ヒロちゃんが負け、トボトボと寒い冬の空の下に出て行きました。

それからしばらくしてヒロちゃんの家が引っ越すことになり、それっきり会うことはなくなりましたが、今でもあの声にならない声を上げながら鳴くヒロちゃんの姿を、愛おしく感じます。

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